床の張り替え

お部屋のイメージを変えたい時の3つのポイントはカーテン、壁紙、床の交換・修理です。壁紙を張り替えるタイミングが床のリフォームのチャンスです。はがれなどの目立つ傷や凹み、きしみ、音が鳴る箇所があるなどの気になる床の悩みも一気に解消されます。

こんな症状があったら床の修理時

  1. 表面がボロボロ、木材の棘(トゲ)が出ている
  2. はがれなどの目立つ傷や凹みがある
  3. ギシギシときしみ、音が鳴る箇所が多数ある
  4. 日焼けによる色あせが目立つ

このような症状が見られると修理を検討しましょう。一般的なフローリングの場合はおよそ15~20年、クッションフロアは10年、畳は10~15年、カーペットは5~7年が目安です。

劣化を長く放置していると、床の下地にまで悪影響を及ぼし、最終的には大規模な修繕工事が必要になることもあるので注意が必要です。

床材ごとの特長

  1. クッションフロア・・・衝撃吸収、消臭、防滑、保温効果など高機能の商品が多くなっています。
  2. フローリング・・・デザイン・色調・素材・用途など選ぶのも大変なくらいさまざまなラインナップが豊富です。
  3. タイル・・・従来の石材中心から樹脂材のタイルも増えてきました。石目調、木目調などもあり高級感が演出できます。
  4. カーペット・・・ウイルスとアレルゲン対策や触れているだけで暖さを感じたり撥水加工がされたカーペットなどもあります。
  5. 畳・・・伝統のイ草の畳表はもちろん、畳表に和紙や樹脂を使い性能を上げたり、カラー畳や琉球畳などもおしゃれ。

このように床の素材だけでもさまざまな種類があります。

クッションフロアとフローリング

代表的な床材であるクッションフロアとフローリングには多種多様です。最適なご提案をさせていただきます。

クッションフロア
  1. クッションフロアは価格が安く耐水性が優れており、カラーや模様のバリエーションが豊富。抗菌や防カビ、防汚機能を持ったクッションフロアも発売されています。
  2. クッション性が高く遮音効果や衝撃の吸収にも役立ちます。
  3. 耐水性が高いため、キッチン、洗面所や脱衣所、トイレなどの水廻りの床材として多く用いられています。
  4. 表面がビニール素材でできているため水ぶきで清掃が可能です。お子様の食べこぼしなども拭き取るだけで綺麗になります。
フローリング
  1. フローリングには大きく分けて「無垢材」と「複合(合板)材」の2つのタイプがあります。
  2. 無垢材は木材を切り分けた一枚板をそのまま用いるため、質感や肌触りが素晴らしく水分を放出・吸水する調湿性に優れているため、収縮・膨張によって反りや隙間ができることがあります。複合(合板)材に比べ高価になります。
  3. 複合(合板)材は合板や集成材といった板の表面に、化粧材(木やシート)を張り合わせて作り「集合住宅用」「ペット対応」「防音用」「床暖房用」「店舗用」「耐キャスター性能」など特長のある商品が多く価格も無垢材より手ごろな金額です。